カウンセラーの選び方




カウンセラーと資格:
カウンセラーの資格の種類は幾つも存在し、資格を認定する団体も幾つも存在します。
カウンセラーの仕事は、資格がなければできない仕事ではありません。
カウンセリングを行う専門施設や専門家には、資格の有る人もいればそうでない人もいて、それぞれ専門家として活躍しています。

カウンセラーの代表的な資格
誰でも自由にカウンセラーを名乗ることができますので、カウンセラーの選定は悩むところだと思います。
カウンセラー選定のひとつの目安として、代表的な資格を紹介します。

●臨床心理士
臨床心理士の資格保持者はハードルの高い試験に合格しているので、一定の知識と面接技法を有しているとみることができます。また、クライアントとの関係において生じたトラブルの内容によっては、臨床心理士倫理規程に反するとして日本臨床心理士資格認定協会の懲罰の対象になりますので、クライアントからみて安心できる面があります。

●認定カウンセラー
次に日本カウンセリング学会が認定する資格として、認定カウンセラー があります。
2011年度から認定方式が一部変更になりますが、養成カリュキュラムを修了するか
カウンセリング実践に携わり業績が顕著な者などの要件があります。
学会が認定する資格として一定のレベルが期待できます。

●スクールカウンセラー(学校カウンセラー)
スクールカウンセラーは資格ではなく職業を表すものですが、不登校問題に直接関係するカウンセラーですので取り上げています。
国が児童生徒の心の問題に取り組む施策として、学校カウンセリングであるスクールカウンセラーの存在があります。
スクールカウンセラー制度は、1995年に文部科学省が導入し全国の公立小中学校・高校にカウンセラーを配置・派遣するものです。
臨床心理士や精神科医などの有資格者がスクールカウンセラーとして任命され、5000名の臨床心理士がスクールカウンセラーとして学校に配置・派遣されています。
教師と子どもを客観的な立場でコンサルテーションとカウンセリングする役割ですが、非常勤として勤務する場合が多いというのが現状です。
スクールカウンセラー制度が導入されて15年ほど経ちますが、不登校児童生徒の実質的な数(割合)は減少するに至っていません。

2010年度からは、私学に対するスクールカウンセラーの配置・派遣を日本臨床心理士資格認定協会が中心になって進めています。

子どもカウンセリングの専門家
カウンセリングと一言でいっても、カウンセリングの対象は多岐に渡っていますので、カウンセリングサポートの効果がより期待できるのは、知識や理論に加えて幾つもの症例を経験したカウンセラーであることが選定の目安になります。そして、クライアントが信頼できるような人間性を備えているかが重要なポイントです。
知識だけでは複雑なこころの問題を解決できませんし、不登校の子どもがこころを開くことはありません。
したがって、不登校児童生徒のこころの問題を解消するカウンセラーとしては、子どものカウンセリングの症例を多く持つ不登校を専門とするカウンセラーがベストです。

カウンセラーに相談:
消費者センターに寄せられる苦情の中に、カウンセラーに関するものも多いというのが実情ですので、カウンセラーに相談するときは、遠慮せずに疑問点を質問するように心掛けましょう。
質問をはぐらかしたり、カウンセラーが一方的に話して、自分が如何に有能なカウンセラーであるかをPRしたり、根拠を説明しないでカウンセリリングを受けることを急がせたりするようなカウンセラーは敬遠したほうが良さそうです。
カウンセリングは、心理学の理論に裏付けられたものですから、子どもがカウンセリングに向いていると説明する際には、その根拠を分かりやすく説明するカウンセラーであるべきです。
クライアントの話をよく聞くカウンセラーであって、多くの症例経験と学術的理論に裏づけられた説明を分かりやすく説明するカウンセラーが望ましいということになります。
症例数のやや少ない若手のカウンセラーであっても、しっかりした理論と熱意があれば期待できそうです。

日本臨床心理士資格認定協会

日本カウンセリング学会

文部科学省 スクールカウンセラー 

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